賢い業者相談術と停電時でも安心!包丁いらずの防災レシピ
防災リフォームを決意しても、「どの業者に頼めば補助金が受けられるの?」「見積もりの時に何を伝えればいい?」と迷ってしまうことは多いものです。また、いざ停電になった際、限られた条件でおいしい食事を作る知識は、家族の体調と心を支える大きな力になります。
今回は、補助金申請をスムーズに進めるための「業者さんへの伝え方」と、キッチンが使えない時でもパパッと作れる「包丁いらずの防災レシピ」を詳しく解説します。
1. 補助金を確実に勝ち取る!業者さんへの「3つの相談術」
補助金申請はスピードと正確さが命です。業者さんを「心強いパートナー」にするための伝え方のコツを整理しましょう。
① 「補助金利用が前提」であることを最初に伝える
問い合わせの段階で、「自治体の〇〇補助金を利用したいと考えています」とはっきり伝えましょう。
理由: 補助金対象となるには、特定の工法や製品指定がある場合が多いからです。また、申請手続きに慣れている業者かどうかを判断する基準にもなります。
② 「ビフォー・アフターの写真」の協力を依頼する
補助金申請には、工事前の写真が必須です。
伝え方: 「申請のために、着工前の状況がわかる写真を指定の構図で撮っておいていただけますか?」と依頼します。プロに撮ってもらうことで、書類の不備による差し戻しリスクを減らせます。
③ 見積書を「項目別」に細かく出してもらう
補助金は「防災に関連する部分」のみが対象となることがほとんどです。
伝え方: 「補助金の対象範囲が分かりやすいように、ガラス代、施工費、諸経費などを分けて記載してください」とお願いします。一式いくら、という大まかな見積もりだと、申請が受理されないことがあるため注意が必要です。
2. 【停電時でも作れる】包丁いらずの防災レシピ
電気が止まり、ガスが制限された状況でも、身近な食品を組み合わせるだけで「温かくて栄養のある食事」は作れます。
レシピ①:お湯ポチャで作る「ポリ袋カレーピラフ」
洗い物を出さず、カセットコンロ一つで完結する魔法のレシピです。
材料: 無洗米(1合)、水(200ml)、カレー粉(少々)、コンソメ顆粒(小さじ1)、お好みの缶詰(焼き鳥やコーンなど)。
作り方: 高密度ポリエチレン製の袋(湯煎対応のもの)に全ての材料を入れ、空気を抜いて縛ります。
仕上げ: 沸騰した鍋に入れ、弱火で20〜30分湯煎し、火を止めて10分蒸らせば完成です。
レシピ②:水戻しだけで!「切り干し大根のツナ和え」
火すら使わない、食物繊維たっぷりの副菜です。
材料: 切り干し大根、ツナ缶(油ごと)、ポン酢やめんつゆ。
作り方: 切り干し大根をサッと水洗いし、ポリ袋に入れます。
仕上げ: ツナ缶を油ごと入れ、調味料を加えて袋の外から揉みます。20分ほど置くと大根が戻り、シャキシャキのサラダになります。
レシピ③:高タンパク「焼き鳥缶の卵とじ丼」
カセットコンロのフライパン一つで作れるスタミナ飯です。
材料: 焼き鳥缶(タレ味)、溶き卵(1〜2個)、パックごはん。
作り方: 小さなフライパンに焼き鳥缶をタレごと入れ、温まったら溶き卵を回し入れます。
仕上げ: 卵が半熟になったら、温めたパックごはんの上に乗せるだけ。
3. 災害食を美味しくする「隠し味」の備蓄
単調になりがちな防災食の味を変えてくれる「調味料の小袋」をストックしておきましょう。
マヨネーズ・ケチャップの小袋: 味が決まらない時の救世主。
乾燥わかめ・フリーズドライ野菜: スープや麺類に足すだけで、不足しがちな栄養を補えます。
ゆかり・ふりかけ: 白ごはんが進まない時の必須アイテムです。
4. キッチン周りの「停電対策」最終確認
カセットボンベの備蓄: 1日3食使う場合、1週間で1人約1〜2本が目安です。
クーラーボックスの活用: 冷蔵庫が止まったら、保冷剤や冷凍食品を詰め込んで「仮設冷蔵庫」に。開閉を最小限にすれば半日は冷たさを維持できます。
まとめ:知識という「備蓄」が、困難を乗り越える力になる
防災リフォームの補助金を賢く使い、もしもの時の調理術を身につけておく。この両面からのアプローチが、台風への不安を具体的な「自信」に変えてくれます。
「特別なことをする」のではなく、今の暮らしの延長線上で少しだけ準備を整えてみる。その積み重ねが、いざという時に自分自身と大切な家族を守る、確かな絆となるはずです。