【結婚式お呼ばれネクタイ】色柄は何がふさわしい？基本マナーとスーツとのコーデ術
結婚式にお呼ばれした際、どんなネクタイを締めればいいのか迷う男性は多いのではないでしょうか？「派手すぎないかな？」「地味すぎないかな？」など、普段使いのネクタイとは勝手が違うので悩んでしまいますよね。
結婚式は新郎新婦にとって一生に一度の晴れ舞台。お祝いの気持ちを込めて、マナーを守りつつ、おしゃれで好印象を与えるネクタイを選びたいものです。
今回は、結婚式のお呼ばれにふさわしいネクタイの色柄、基本的なマナー、そしてスーツとのコーディネート術まで、ゲストとして自信を持って出席するためのポイントを徹底解説します！
結婚式お呼ばれネクタイの基本マナー
まずは、これだけは押さえておきたいネクタイの基本マナーから見ていきましょう。
1. 白・シルバー・グレーが基本色
最もフォーマルで格式が高いとされるのが、白（ホワイト）、シルバー、またはライトグレーのネクタイです。これらの色は、お祝いの席にふさわしい華やかさと清潔感を兼ね備えています。
- 白: 最もフォーマル。モーニングやタキシードにも使われる。
- シルバー: 光沢感があり、上品で華やか。幅広いスーツに合わせやすい。
- ライトグレー: 落ち着いた印象で、洗練された雰囲気を演出できる。
2. 柄は控えめに、上品なものを
- 無地: 最も間違いがなく、フォーマルな印象。
- レジメンタルタイ（斜めストライプ）は避ける: レジメンタルタイは元々「所属」を表すものであり、カジュアルな印象が強いため、結婚式のゲストとしては避けるのが無難です。
- ドット柄（ピンドットやポルカドット）: 小さなドット柄なら上品でOK。
- 小紋柄（小さな模様）: 遠目には無地に見えるような、控えめな小紋柄も良いでしょう。
- 織り柄（光の加減で模様が浮き出るもの）: 無地でもおしゃれに見え、おすすめです。
3. 素材は光沢感のあるシルクが基本
ネクタイの素材は、**シルク（絹）**が最も適しています。上品な光沢があり、フォーマルな印象を与えます。ニットタイやウール素材など、カジュアルな素材は避けましょう。
4. 黒のネクタイは避ける
黒のネクタイは、お葬式など弔事を連想させるため、結婚式では避けるのがマナーです。
5. アニマル柄は避ける
ヘビ柄やヒョウ柄などのアニマル柄は、殺生を連想させるため、お祝いの席には不適切です。
シーンや関係性で選ぶネクタイの色柄
基本を踏まえつつ、結婚式の形式や新郎新婦との関係性によって、少しアレンジを加えることも可能です。
親族・会社関係者の場合
- 格式高い結婚式、披露宴: 白、シルバー、ライトグレーの無地や織り柄が最もふさわしいです。格式を重んじる場では、よりフォーマル感を意識しましょう。
友人・同僚の場合
- 一般的な結婚式、披露宴: 白、シルバー、ライトグレーはもちろん、**シャンパンゴールド、淡いゴールド、またはパステルカラー（ライトブルー、ラベンダーなど）**も選択肢に入ります。ただし、派手になりすぎないよう、上品なトーンを選ぶことが大切です。
- カジュアルな二次会や1.5次会: 上記の色に加え、少しくすみ感のある色味や、控えめな小紋柄など、もう少し遊び心のあるものも許容される場合があります。ただし、あくまで「お祝いの席」ということを忘れずに、清潔感を保つことが重要です。
スーツとのコーディネート術
ネクタイは、スーツ全体の印象を左右する重要なアイテムです。スーツの色とのバランスを意識しましょう。
1. 定番のネイビースーツに合わせる
- シルバー、ライトグレー: 定番中の定番。知的な印象と上品さを兼ね備え、失敗がありません。
- シャンパンゴールド: 華やかさをプラスしたい時に。上品な光沢がネイビーに映えます。
- 淡いブルー系: 爽やかで清潔感があり、若々しい印象を与えたい時に。
2. 落ち着いたグレースーツに合わせる
- シルバー、白: 落ち着いたグレーに華やかさを添え、洗練された印象に。
- 淡いパープル系（ラベンダーなど）: グレーとの相性が良く、上品で知的な雰囲気を演出できます。
3. スタイリッシュなブラックスーツに合わせる
- シルバー、白: ブラックスーツの引き締まった印象を保ちつつ、お祝いの華やかさをプラスできます。
- 濃い目のグレー（チャコールグレー）の織り柄: よりシックで落ち着いた印象にしたい場合に。
ワンポイントアドバイス
- ポケットチーフを添える: ネクタイの色や素材に合わせてポケットチーフを挿すと、さらにドレッシーで上品な印象になります。白のリネン素材はどんなネクタイにも合い、おすすめです。
- ネクタイピン（タイバー）を活用: ネクタイのずれを防ぐだけでなく、さりげないおしゃれ感を演出できます。シンプルなシルバーのものが汎用性が高いです。
まとめ：マナーと祝福の気持ちを込めて、最高のネクタイを選ぼう！
結婚式にゲストとして招かれた際のネクタイ選びは、新郎新婦へのお祝いの気持ちと、大人としてのマナーを示す大切な要素です。
基本となる「白・シルバー・ライトグレー」を軸に、光沢のあるシルク素材を選び、黒やカジュアルな柄は避けるというマナーを守りましょう。その上で、新郎新婦との関係性や式の雰囲気に合わせて、色柄を調整すると良いでしょう。
自信を持って選んだ一本のネクタイが、あなたの祝福の気持ちをしっかりと伝え、思い出に残る一日を彩ってくれるはずです。