そのステッカー、もしかして「気持ち悪い」と思われてる?パソコンにステッカーを貼るのがNGな理由3選とスッキリ剥がす方法
パソコンに推しのキャラクターや好きなブランドのステッカーをペタペタ…「個性をアピールできるし、可愛くておしゃれ!」と思っている方もいるかもしれません。でも、実はそのステッカー、周りの人から「気持ち悪い」と思われている可能性も…?
今回は、なぜパソコンにステッカーを貼ることがネガティブに捉えられがちなのか、その主な理由3つを正直にお話しします。さらに、もう貼ってしまったステッカーをきれいに剥がす方法や、跡を残さないための対策もご紹介。あなたのパソコンが、もっと快適で好印象なツールになるヒント、見つけてみませんか?
「気持ち悪い」と思われるかも?パソコンにステッカーを貼るのがNGな理由3選
なぜ、頑張ってデコレーションしたステッカーが、かえってマイナスな印象を与えてしまうことがあるのでしょうか。主な理由を深掘りしてみましょう。
1. 衛生面や清潔感の欠如に見えるから
これが一番の理由かもしれません。ステッカーの隙間やフチには、ホコリや手垢、ゴミが溜まりやすいです。特に時間の経過とともにステッカーの粘着力が弱まると、端がめくれ上がってさらに汚れが目立つように。
見た目にも不潔な印象を与えかねませんし、特にビジネスシーンでは「この人はPCの管理もできていないのかも」と、だらしない印象を与えてしまう可能性もあります。清潔感は、相手に与える印象の基本中の基本ですよね。
2. 公私混同、TPOをわきまえていないと思われるから
個人的な趣味嗜好が強く出たステッカーは、プライベートで使う分には問題ありません。しかし、職場や学校、カフェなど公共の場で使用する際は注意が必要です。
ビジネスの場では、パソコンは「仕事の道具」としての側面が強く、あまりにも個人的なデコレーションはTPO(時と場所、場合)をわきまえていないと見なされることがあります。真面目さやプロフェッショナルさに欠ける、という印象を与えてしまう可能性も否定できません。特に、取引先との打ち合わせなどでステッカーだらけのPCを出されたら、相手はどう感じるでしょうか?
3. 売却時に価値が下がるから(リセールバリューの低下)
これは実用的な問題ですが、将来的にパソコンを買い替えたり、売却したりする際に大きな影響が出ます。
ステッカーを剥がした跡が残ってしまったり、日焼けによる変色でステッカーの形がくっきりと残ってしまったりすると、商品の価値が大幅に下がってしまいます。中古品を購入する側も、ベタベタの跡が残っているPCは避けたいと思うのが当然ですよね。また、ステッカーを無理に剥がすことで、PC本体に傷をつけてしまうリスクもあります。
もう貼っちゃった!パソコンのステッカーをきれいに剥がす方法
「しまった、貼ってしまった!」という方もご安心ください。きれいに剥がすためのポイントと、具体的な方法をご紹介します。無理やり剥がそうとすると、本体を傷つけたり、ベタつきが残ったりするので注意しましょう。
剥がす前の準備と心構え
- 焦らない: 一気に剥がそうとせず、時間をかけて丁寧に行うのが成功の秘訣です。
- 素材を確認: ステッカーの素材や、パソコンの表面素材(プラスチック、金属など)によって適切な方法を選びましょう。
- 電源オフ&コンセントを抜く: 作業中の事故を防ぐため、必ず電源を切り、バッテリーや電源コードを外してください。
用意するもの
- ドライヤー(推奨!)
- プラスチック製のヘラやカード(不要なポイントカードなど、傷つけにくいもの)
- 中性洗剤(食器用洗剤など)またはエタノール(無水エタノール推奨)
- キレイな柔らかい布(マイクロファイバークロスなど)
- 消しゴム(ベタつきが残った場合)
ステッカーの剥がし方ステップ
- ドライヤーで温める: これが最も効果的な方法です。ステッカーとその周辺をドライヤーの温風で20~30秒ほど温めます。温めることで、ステッカーの粘着剤が柔らかくなり、剥がしやすくなります。熱くなりすぎないよう、適度な距離を保ちながら当てましょう。
- ゆっくりと剥がす: 温まったら、ステッカーの端からプラスチック製のヘラやカードを差し込み、ゆっくりと剥がしていきます。力を入れすぎず、焦らず、少しずつ剥がすのがポイントです。途中で剥がしにくくなったら、再度ドライヤーで温め直しましょう。
- 残ったベタつきを取る:
ステッカーを剥がしても、ベタベタした粘着剤の跡が残ることがあります。
- 軽いベタつき: 消しゴムで優しくこすると取れることがあります。
- 頑固なベタつき: 中性洗剤を薄めたものを布に含ませて拭き取るか、無水エタノールを少量布につけて拭き取ります。エタノールはプラスチックの種類によっては変色させる可能性があるので、目立たない場所で試してから使用してください。
- 注意: 除光液やシンナーなどは、プラスチックを溶かしたり変色させたりする危険があるので、絶対に使用しないでください。
- 乾拭きで仕上げる: 最後に、清潔な柔らかい布で乾拭きし、水分や洗剤の成分が残らないようにきれいに拭き取れば完了です。
これからパソコンにステッカーを貼りたいなら?跡を残さないための対策
それでも「やっぱりステッカーで個性を出したい!」という方もいるでしょう。そんな時は、以下のような工夫をすることで、ダメージを最小限に抑えられます。
- PC本体に直接貼らない: これが一番のおすすめです。パソコン本体ではなく、クリアケースやカバーを装着し、その上からステッカーを貼るようにしましょう。これなら、気分に合わせてステッカーを変えたり、飽きたらカバーを外したりするだけで、本体に影響なく楽しめます。
- 再剥離可能なステッカーを選ぶ: 最近は「きれいに剥がせる」ことを謳ったステッカーも多く販売されています。購入時に「再剥離可能」などの表示があるか確認しましょう。
- 貼る期間を決める: 長期間貼りっぱなしにすると、粘着剤が固着したり、日焼け跡が残ったりしやすくなります。定期的に剥がして、新しいものに貼り替えるサイクルを作るのも良い方法です。
まとめ:パソコンは清潔感と機能性を重視して
パソコンにステッカーを貼る行為は、個人の自由です。しかし、周囲に与える印象や将来的なリセールバリュー、そして何よりもパソコンの清潔感や機能性を考えると、貼らない方がメリットは大きいかもしれません。
もしすでにステッカーが貼ってあって気になる場合は、焦らず、今回ご紹介した方法で丁寧に剥がしてみてください。パソコンをきれいに保つことは、長く快適に使うための大切なケア。あなたのパソコンが、いつでも気持ちよく使える相棒でありますように!