もう失敗しない!ブラジャーを長持ちさせる正しい洗い方&お手入れ術
「お気に入りのブラジャーが、すぐにヨレヨレになっちゃう…」
「洗濯機で洗ったら、ワイヤーが曲がっちゃった…」
毎日使うブラジャー。でも、「どうやって洗うのが正解なの?」と疑問に感じている方は多いのではないでしょうか?デリケートな素材でできているブラジャーは、実は洗い方一つで、その寿命が大きく変わってきます。
この記事では、大切なブラジャーを型崩れさせずに、購入したばかりのような美しい形を長くキープするための、正しい洗い方から、ちょっとしたお手入れのコツまでを徹底的に解説します。あなたのブラジャーがもっと長持ちして、毎日の気分が上がるように、今日から正しいお手入れを始めましょう!
なぜブラジャーはデリケート?長持ちしない理由
「他の洗濯物と同じように洗ってるけど、何がダメなの?」そう思うかもしれません。ブラジャーが特にデリケートなのは、その構造と素材に理由があります。
1. 立体的な「カップ」の形を保つため
ブラジャーのカップは、バストの形を美しく整えるために立体的に作られています。洗濯機でそのまま洗うと、この立体的な形が潰れたり、ヨレたりして、本来の機能が損なわれてしまいます。
2. 「ワイヤー」や「レース」など繊細なパーツ
バストを支えるワイヤーや、デザイン性の高いレース、伸びやすいストラップなど、ブラジャーには非常に繊細なパーツが多く使われています。これらは、強い衝撃や摩擦に弱く、洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗うと、変形したり、破れたりする原因になります。
3. 伸びやすい「伸縮性素材」
体にフィットするために、ブラジャーには伸縮性の高い素材が多く使われています。強い力で引っ張られたり、脱水で無理な力が加わったりすると、生地が伸びてしまい、フィット感が失われてしまいます。
これらの理由から、ブラジャーは衣類の中でも特に丁寧な扱いが必要なのです。
型崩れを防ぐ!ブラジャーの正しい洗い方
ブラジャーを長持ちさせるには、手洗い、もしくは洗濯機を使う場合でも「優しく洗う」ことが鉄則です。
基本は「手洗い」がベスト!
最も型崩れしにくいのは、やはり手洗いです。少し手間はかかりますが、お気に入りのブラジャーを大切にしたいなら、ぜひ手洗いを選びましょう。
【手洗いステップ】
水またはぬるま湯を準備: 洗面器に20〜30℃程度の水かぬるま湯を張り、おしゃれ着用中性洗剤を溶かします。一般的な弱アルカリ性洗剤は洗浄力が強い分、デリケートな素材を傷める可能性があります。
優しく浸す: ブラジャーを広げて、ワイヤー部分やカップを潰さないようにそっと浸します。
「振り洗い」または「押し洗い」:
振り洗い: 洗面器の中で、ブラジャーを軽く振り動かすようにして洗います。
押し洗い: カップを潰さないよう、手のひらでそっと上から押して沈め、浮かせます。これを数回繰り返します。
汚れが気になる部分は、指の腹で優しくなでるように洗いましょう。(ゴシゴシ擦るのはNG!)
十分にすすぐ: 泡が出なくなるまで、水を替えながら丁寧にすすぎます。洗剤残りは肌荒れの原因にもなるので注意しましょう。
優しく水気を切る: 清潔なタオルで挟んで優しく押さえ、水分を吸い取ります。 絞ったり、ねじったりするのは厳禁です!
洗濯機を使うなら「洗濯ネット」と「コース選び」が重要!
「やっぱり手洗いは面倒…」という方もご安心を。洗濯機を使う場合でも、いくつかの工夫で型崩れのリスクを減らせます。
【洗濯機洗いステップ】
ホックを留める: 洗濯中にホックが他の洗濯物やブラジャー本体に引っかかって傷つくのを防ぐため、必ず留めましょう。
形を整えてネットに入れる: カップの形を整え、ワイヤーが曲がらないように、ブラジャー専用の立体型洗濯ネットに入れましょう。他の洗濯物と絡まないよう、ネット一つにつきブラジャー一枚が基本です。
「手洗いコース」または「ドライコース」を選ぶ: 洗濯機の「手洗いコース」「ドライコース」「おしゃれ着コース」など、水流が弱く、脱水時間が短いコースを選びましょう。
【NG行動!】
他の洗濯物と一緒にそのまま洗う: 絡まってワイヤーが変形したり、レースが破れたりします。
通常のコースで洗う: 強い水流や脱水は型崩れの元です。
乾燥機にかける: 熱で素材が縮んだり、変形したりする可能性があります。
美しい形をキープ!ブラジャーの正しい干し方
洗い方だけでなく、干し方もブラジャーの寿命を左右する重要なポイントです。
1. 干す前に形を整える
水気を切ったら、すぐに形を整えましょう。
カップ: 手のひらでカップの丸みを整えます。
ワイヤー: ワイヤーが曲がっていないか確認し、優しく形を整えます。
ストラップ: ストラップがよじれていないか確認し、真っすぐにします。
2. 直射日光を避けて「陰干し」
紫外線は生地を傷め、黄ばみの原因になることがあります。風通しの良い場所で、直射日光を避けて陰干ししましょう。
3. おすすめの干し方:2パターン
ブラジャーの型崩れを防ぐための、効果的な干し方は主に2つです。
逆さ吊り干し(ワイヤー入りブラにおすすめ):
ブラジャーの中心(ワイヤーのU字部分)を洗濯バサミで挟んで吊るします。
カップに水が溜まらず、ワイヤーの重みでカップが伸びるのを防ぎます。
最も型崩れしにくい干し方です。
中心吊り干し(ノンワイヤー・ハーフトップにおすすめ):
アンダーバストの中心を洗濯バサミで挟んで吊るします。
ストラップやカップに負担をかけずに干せます。ノンワイヤーやハーフトップブラに適しています。
【NGな干し方】
ストラップをハンガーにかける: ストラップの重みで生地が伸びてしまいます。
カップ部分を洗濯バサミで挟む: カップに洗濯バサミの跡がついて、形が崩れてしまいます。
もっと長持ちさせる!ブラジャーのお手入れQ&A
Q. 毎日洗うべき?どれくらいの頻度で洗えばいい?
A. 基本的には着用するたびに洗うのが理想です。汗や皮脂が付着したまま放置すると、生地の劣化やニオイの原因になります。
Q. 収納方法も大切?
A. はい、大切です。カップの形を潰さないように、重ねて引き出しにしまうか、専用の収納ケースを使うのがおすすめです。他の衣類に埋もれてワイヤーが曲がったりしないよう注意しましょう。
まとめ:ブラジャーは「優しさ」でお手入れ!
大切なブラジャーを長持ちさせる秘訣は、とにかく「優しく」扱うことです。
手洗いがベスト、洗濯機ならネットと弱水流コースで
絞らずタオルで水気を切り、形を整える
直射日光を避け、逆さ吊りor中心吊りで陰干し
これらの正しいお手入れ方法を実践することで、ブラジャーは購入した時の美しい形を長く保ち、あなたのバストをしっかりとサポートし続けてくれます。
今日からぜひ、あなたのブラジャーを「優しさ」でお手入れして、毎日を快適に、そして美しく過ごしてくださいね!