突っ張り棒はどれでも同じじゃない!地震に強い選び方と設置のコツ


「なんとなく安そうな突っ張り棒を選んで、棚に突っ張っている…」

「これで本当に地震の時に家具が倒れないの…?」

ホームセンターや100円ショップで見かける突っ張り棒。「耐震グッズ」として知られていますが、実は種類や選び方を間違えると、いざという時に全く役に立たない可能性があります。

この記事では、あなたの家にある大切な家具固定し、地震対策を万全にするための、正しい突っ張り棒選び方と、効果を最大限に引き出す設置のコツをわかりやすく解説します。賃貸でも傷をつけずに強力に固定する方法や、本棚などの背の高い家具の転倒防止策もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

1. 知って得する!突っ張り棒の種類と選び方

突っ張り棒には、大きく分けて「ポール式」と「プレート式」の2種類があります。それぞれの特徴を知ることで、あなたの家具に合った製品を選ぶことができます。

種類特徴メリットデメリット
ポール式両端がポール状になっているタイプスタイリッシュで場所を取らない天井と家具の間に隙間が必要
プレート式天井と接する面が広いプレートタイプ接触面が広いため安定性が高い見た目が少しゴツくなる

家具の重さや高さを考慮して、より強力耐震効果を求めるなら、天井と家具を広い面で支える「プレート式」がおすすめです。


2. 正しい選び方と設置のポイント

突っ張り棒は、ただ買ってくるだけでは効果がありません。以下のポイントをしっかり確認して選び、正しく設置しましょう。

  • 家具の重さに合わせる

    • 突っ張り棒は、商品ごとに耐圧荷重(支えられる重さ)が決まっています。重い本棚や食器棚には、耐圧荷重が大きいものを選びましょう。

  • 家具と天井の隙間に合わせる

    • 突っ張り棒のサイズは、設置したい家具と天井の間の隙間にぴったり合うものを選びます。中途半端なサイズだと、十分な強力が発揮できません。

  • 天井の強度を確認する

    • 賃貸物件で突っ張り棒を設置する際は、天井の素材を確認しましょう。石膏ボードのような柔らかい天井にそのまま突っ張ると、板が割れて固定できない可能性があります。その場合は、突っ張り棒の間に板を挟むなどの工夫が必要です。

3. 家具別!効果的な使い方と設置のコツ

突っ張り棒の効果は、設置場所や方法によって大きく変わります。

本棚の転倒防止

本棚は重くて高さがあるため、特に転倒防止が重要です。突っ張り棒を設置するだけでなく、本棚の下に「耐震マット」を敷くと、家具の滑り出しを防ぎ、より高い耐震効果が期待できます。

冷蔵庫やタンスの固定

冷蔵庫や大型のタンスには、強力突っ張り棒を2本使うのがおすすめです。2本を平行に設置することで、家具がねじれて倒れるのを防ぎます。


4. Q&A:突っ張り棒に関するよくある疑問

Q. 突っ張り棒だけで本当に大丈夫?

A. 突っ張り棒は、家具の転倒防止に非常に有効な耐震グッズですが、単体での使用だけでなく、壁との間に金具を取り付けたり、耐震マットと併用したりすることで、より安全性を高めることができます。

Q. 賃貸でも使って大丈夫?

A. はい、賃貸でも使用可能です。ただし、設置方法によっては天井に傷がつく可能性があります。板を挟むなどして、天井への負担を減らす使い方をしましょう。

5. まとめ:正しい知識で安心・安全な暮らしを

突っ張り棒は、ホームセンターなどで手軽に購入できる耐震グッズですが、正しく選んで、正しく設置することで、その真価を発揮します。

あなたの家にある大切な家具固定するために、今回ご紹介した選び方と設置のコツをぜひ活用してください。小さな耐震対策が、いざという時にあなたとご家族の命を守ります。

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