災害発生!建物の中にいる時の初期行動と安全確保のポイント
突然の大きな揺れや火災…。そんな時、あなたはどこにいて、何をしますか? 災害はいつ、どこで起こるか予測できません。特に、自宅や職場、商業施設など、建物の中にいる時は、とっさの行動が命を左右します。
この記事では、地震や火災など、建物の中で災害に遭遇した際に取るべき初期行動と、安全を確保するための重要なポイントを分かりやすく解説します。
地震発生!建物の中にいる時の初期行動
突然の激しい揺れ。この時、パニックにならず、まずは冷静に以下の初期行動をとりましょう。
1. 身の安全を確保する
頭を守る! まずは、カバンや座布団などで頭を保護しましょう。
頑丈な家具の下に隠れる! 机やテーブルの下に身を隠し、落ちてくるものから身を守ります。
窓やガラスから離れる! ガラスが割れて飛び散る危険があります。窓や棚、照明器具などからできるだけ離れましょう。
エレベーターは使わない! 地震の揺れで停止し、閉じ込められる可能性があります。
2. 出口の確保と火の始末
ドアや窓を開ける! 揺れでドアが歪み、開かなくなることがあります。揺れが収まった後、避難経路を確保するためにドアや窓を開けておきましょう。
火の元を確認する! ガスコンロやストーブなど、火を使っている場合は、揺れが収まってから落ち着いて火を消しましょう。
3. 揺れが収まったら、落ち着いて行動する
情報を集める! テレビやラジオ、スマートフォンのアプリなどで正しい情報を入手しましょう。
焦って外に出ない! むやみに外に飛び出すと、看板や建物の破片が落ちてくるなどの危険があります。
避難する場合はスリッパや靴を履く! 割れたガラスなどで足を怪我するのを防ぎます。
火災発生!建物の中にいる時の初期行動
火災に遭遇した場合、煙を吸い込まないことと、速やかな避難が重要です。
1. 煙から身を守る
姿勢を低くする! 火災の煙は上に溜まるため、姿勢を低くして避難します。
ハンカチやタオルで口と鼻を覆う! 濡らしたハンカチやタオルで口と鼻を覆うことで、煙や有毒ガスを吸い込むのを防ぎます。
2. 落ち着いて避難する
エレベーターは使わない! 火災時は停電する可能性があり、エレベーターに閉じ込められる危険があります。
非常階段を利用する! 落ち着いて非常階段を使い、地上階を目指しましょう。
ドアや扉は開ける前に確認! ドアノブを触って熱ければ、向こう側は火元かもしれません。別の避難経路を探しましょう。
逃げ遅れた場合は、無理せず救助を待つ! 避難経路が断たれた場合は、窓際に移動して救助を待ち、自分の居場所を知らせましょう。
まとめ:日頃からの準備と冷静な判断が命を守る
建物の中にいる時の災害は、その場所の状況によって取るべき行動が異なります。しかし、共通して言えるのは、**「身を守る行動」と「落ち着いて状況を判断する」**ことです。
日頃から、職場や学校、よく行く商業施設の避難経路を確認しておきましょう。
「もし今、揺れが来たらどこに隠れるか?」とシミュレーションしておくことも大切です。
災害は突然やってきます。この記事が、万が一の際のあなたの安全確保に役立つことを願っています。