もしもの時に備える!断水時のトイレ対策と正しい使い方
地震や災害、予期せぬ水道工事などで、突然「断水」が起きたら…?生活に欠かせない水が使えなくなると、特に困るのがトイレです。
「どうやって流せばいいの?」「衛生面は大丈夫?」と、不安になりますよね。しかし、正しい知識と備えがあれば、慌てずに対応することができます。この記事では、万が一の断水時でも安心して使えるトイレの対策方法を、具体的に解説します。
断水時に備えておきたいこと
断水はいつ起こるかわかりません。日頃から、少しの備えをしておくだけで、いざという時に役立ちます。
1. 飲料水とは別に「生活用水」を備蓄する
飲料水とは別に、トイレを流したり、体を拭いたりするための生活用水を確保しておきましょう。
お風呂の残り湯: 断水が予想される時や、普段からお風呂の残り湯を捨てずに溜めておく習慣をつけましょう。
ペットボトル: 2Lのペットボトルなどに水道水を汲んで、玄関先やベランダなどに保管しておくのも有効です。
市販の備蓄用タンク: 持ち運びやすい給水タンクを準備しておくと、給水所まで水を汲みに行く際に便利です。
2. 携帯トイレ(簡易トイレ)を備蓄する
断水が長引く場合や、マンションの上層階などで水を運ぶのが難しい場合に備えて、携帯トイレを準備しておきましょう。
携帯トイレとは: 凝固剤や消臭剤が入った袋と便座カバーがセットになったものが一般的です。既存の便器に袋をかぶせて使用します。
メリット: 水を使わずに用を足すことができ、処理も簡単です。衛生面でも安心です。
備蓄量の目安: 大人一人あたり、1日5回使用するとして、最低でも3日分(15回分)は備えておくのがおすすめです。
断水時のトイレの使い方:正しい手順
断水していても、トイレタンクに残っている水で1回だけは流せる場合があります。しかし、その1回を無駄にしないためにも、以下の方法で慎重に使いましょう。
1. バケツで水を流す方法
タンクの水がなくなった後は、バケツなどを使って水を流します。
水を溜める: 溜めておいた生活用水をバケツに汲みます。
便器に一気に注ぐ: 便器の中に、水位を保ちながらゆっくり注ぎます。水の勢いが弱いと、汚物が流れきらないことがあるため、一気に流し込むのがポイントです。
適切な水の量: 必要な水の量は、洋式トイレで約5~6Lが目安です。
流す回数を減らす: 頻繁に流さず、できるだけ用を足す回数を減らしましょう。
2. 携帯トイレ(簡易トイレ)を使う方法
備蓄しておいた携帯トイレ(簡易トイレ)の出番です。
便器にセット: 既存の便器に専用の袋をかぶせます。
凝固剤を入れる: 用を足した後に、付属の凝固剤を入れます。
口を縛って捨てる: 凝固剤が水分を吸収して固まったら、袋の口をしっかり縛って、指定された場所に捨てます。
断水時の衛生対策
断水時は、菌が繁殖しやすいため、衛生面にも注意が必要です。
使用後の消毒: トイレの使用後は、除菌シートなどで便座や手すりを拭きましょう。
手洗い: 水がなくても使える、アルコール消毒液やウェットティッシュを備えておきましょう。
換気: トイレの窓を開けて、こまめに換気をすることで、匂いや菌の繁殖を防ぎます。
まとめ:慌てないための「事前準備」
断水は、日常生活ではなかなか意識しないことかもしれません。しかし、もしもの時に一番困る場所だからこそ、日頃からの事前準備が大切です。
水の備蓄: 生活用水として、お風呂の残り湯やペットボトルに水を溜めておく。
携帯トイレの備蓄: 家族の人数分、最低でも3日分は備えておく。
正しい使い方を理解する: バケツでの流し方や、携帯トイレの使い方を事前に把握しておく。
これらの対策を講じておけば、いざ断水が起きても、慌てずに落ち着いて対処できるはずです。あなたの安全な暮らしのために、ぜひこの機会に備えを見直してみてください。