【もしもの時、この子を守る!】赤ちゃんがいる家庭の防災グッズと備蓄ガイド
「もし今、災害が起きたら、この子を守れるだろうか…?」
そう考えたとき、胸が締め付けられるような不安を感じるかもしれません。赤ちゃんや乳児を抱える親にとって、災害時の準備は、何よりも大切な使命です。
でも、安心してください。赤ちゃんがいる家庭ならではの防災グッズや備蓄品を準備しておくことで、その不安はぐっと和らぎます。この記事では、子連れ防災の基本から、具体的な備蓄品リストまで、分かりやすくご紹介します。
1. 【必須】 最低限用意すべき防災グッズリスト
まずは、命と健康を守るために、必ず持ち出し袋に入れておきたい防災グッズをチェックしましょう。
1. ミルク・離乳食
ミルク:熱湯や哺乳瓶の消毒が難しい災害時には、そのまま飲ませられる液体ミルクが便利です。また、キューブタイプの粉ミルクもかさばらずに持ち運びできるためおすすめです。
哺乳瓶:使い捨てタイプの哺乳瓶があると、消毒の手間が省けます。
離乳食:レトルトタイプの離乳食や、栄養補助食品を備蓄しておきましょう。
2. おむつと衛生用品
おむつ:最低でも1週間分は備蓄しておきましょう。サイズアウトしないように、定期的な見直しも忘れずに。
衛生用品:おしりふき、おむつ用ゴミ袋、使い捨て手袋、多目的シートなどがあると、避難所でも清潔を保てます。
3. 着替えとタオル
着替えは多めに準備し、季節に合わせたものを用意しましょう。また、タオルは赤ちゃんの体を拭いたり、防寒対策にもなるため多めに備蓄しておくと安心です。
4. 抱っこ紐
子連れでの避難には、両手が空く抱っこ紐が必須です。特に、リュックタイプの防災グッズを背負うことを考慮し、前向き抱っこができるものが便利です。
5. 母子手帳と常備薬
災害時に、赤ちゃんの健康状態や予防接種の記録を証明する大切な書類です。普段から持ち出し袋に入れておきましょう。また、かかりつけ医から処方されている常備薬も忘れずに。
2. 【あると安心】 プラスアルファのアイテム
おもちゃ・絵本:慣れない避難所生活で、赤ちゃんが安心するためのおもちゃや絵本を用意しておきましょう。
レジャーシート:避難所の床は固く冷たいため、スペースを確保し、赤ちゃんが過ごす場所を作るのに役立ちます。
現金・モバイルバッテリー:通信網が途絶えた場合でも、決済や情報収集ができるように準備しておきましょう。
3. 【備蓄のポイント】 無理なく準備する方法
1. ローリングストック法
非常食を定期的に消費しながら、新しく買い足していく方法です。これにより、賞味期限切れを防ぎ、無理なく備蓄を継続できます。
2. 備蓄期間の目安
災害時にライフラインが復旧するまでの期間を想定し、3日~1週間分を目安に備蓄しておきましょう。
3. 備蓄品の置き場所
すぐに持ち出せる場所に防災グッズをまとめておきましょう。玄関や寝室の近くなど、避難しやすい場所がおすすめです。
4. 【災害シミュレーション】** 避難**のイメージトレーニング
実際に災害が起きた時、どのように行動するかを事前にシミュレーションしておくことが大切です。
避難経路の確認:地域のハザードマップや災害マニュアルを確認し、避難所までの道のりを確認しておきましょう。
家族での役割分担:夫婦で役割分担を決めておくことで、いざという時にスムーズに行動できます。
まとめ
赤ちゃんがいる家庭の防災グッズは、単なる物品ではありません。それは、大切な命を守るための「安心」を形にしたものです。
この記事でご紹介したリストを参考に、今日から少しずつでも準備を始めてみましょう。小さな準備の積み重ねが、災害時の大きな安心につながります。