【地震】建物の中にいる時に命を守る!最初の10秒でやるべき行動と心得
「グラグラ…」
「地震だ!」
突然の激しい揺れ。もしあなたが今、建物の中にいたら、どうしますか?
パニックになってしまったり、「どこに逃げればいいんだろう?」と迷ってしまったりするかもしれません。
でも、安心してください。
地震が起きたとき、最初の10秒間の行動が、あなたの命を左右すると言われています。
今回は、建物の中にいる時に、身の安全を守るために最初に取るべき行動と、その後の心得を分かりやすく解説します。
最初の10秒!命を守るための初期行動3つ
地震の揺れを感じたら、まずはこの3つの行動を10秒以内に実行しましょう。
1. 頭を守る!
机の下に隠れる:
机やテーブルの下に素早く隠れ、頭を守ります。これは、落下物や倒れてくる家具から身を守る最も効果的な方法です。
クッションなどで頭を覆う:
近くに机がない場合は、カバンやクッション、座布団などで頭を覆い、身を低くします。
建物の中心へ:
窓ガラスや照明器具が落下する可能性があるため、窓際から離れ、建物の中心部分に移動しましょう。
2. 火の元を消す!
揺れが落ち着いたら、火の元を確認します。
揺れが小さい場合:
ガスの元栓を閉めたり、電気のスイッチを切ったりして、火災の発生を防ぎます。
※注意点:激しい揺れの中では、無理に火を消そうとせず、まずは身の安全を確保してください。
3. ドアを開ける!
建物の中でドアが歪んで開かなくなってしまうことがあります。
避難経路の確保:
揺れが落ち着いた後、すぐに避難できるように、玄関や部屋のドアを開けて避難経路を確保しましょう。
揺れが収まった後の心得3つ
激しい揺れが収まった後も、余震や火災に備えて冷静な行動を心がけることが重要です。
心得1:慌てて外に飛び出さない
揺れが収まったからといって、すぐに外に飛び出すのは危険です。ブロック塀や看板などが倒れてくる可能性があります。
身の安全を確認:
周りの状況をよく確認し、落下物や危険がないかを確認してから避難しましょう。
心得2:エレベーターを使わない
エレベーターが停止したり、閉じ込められたりする危険があるため、絶対に使用してはいけません。
階段で避難:
避難する際は、必ず階段を使いましょう。
心得3:避難場所へ向かう
安全な場所を確保したら、速やかに指定された避難場所へ向かいましょう。
避難経路を確認:
事前に自宅や職場の最寄りの避難場所や避難経路を確認しておきましょう。
まとめ
地震はいつ、どこで起きるかわかりません。
しかし、もし建物の中にいる時に地震が起きても、今回ご紹介した最初の10秒間の初期行動を覚えていれば、落ち着いて身を守ることができます。
「頭を守る」「火の元を消す」「ドアを開ける」
この3つのシンプルな行動を、日頃から意識しておきましょう。
万が一の時に備えて、ご家族や職場の皆さんと、いざという時の行動について話し合っておくのも良いですね。