災害時の「お風呂の残り湯」、実は命綱!知っておきたい活用法


「お風呂に入った後の残り湯、そのまま捨ててない?」

普段なら「もったいないな」と思いつつも、そのまま流してしまうことが多いお風呂の残り湯。でも、災害が起きてライフラインが止まってしまった時、この残り湯が私たちの命と生活を守る大切な資源になるんです。

地震や台風などの災害に備えて、お風呂の水を常に溜めておく習慣をつけましょう。今回は、万が一の時に役立つ、お風呂の水の活用法をご紹介します。


1. トイレの「流し水」として活用する

断水時、最も困るのがトイレです。

トイレは1回流すのに約6〜8リットルの水を使うと言われています。お風呂の残り湯があれば、バケツなどで水をくんで流すことができます。

【ポイント】

  • バケツなどで水を勢いよく入れる: 勢いがないと、便器内の汚物が流れきらないことがあります。

  • タンクには絶対に入れない: タンク内に泥やゴミが入ると、故障の原因になります。必ず便器に直接流しましょう。

2. 生活用水として活用する

お風呂の水は、飲用には適しませんが、様々な生活用水として活用できます。

  • 手洗い・うがい: 感染症予防のために、手洗いは欠かせません。残り湯に消毒用の石鹸などを加えて使えます。

  • 食器洗い: 洗い桶に水を張り、食器を洗うことができます。汚れがひどい場合は、紙や布で拭き取ってから洗うと、水の節約になります。

  • 体を拭く・髪を洗う: 濡らしたタオルで体を拭いたり、お湯を沸かして頭だけ洗ったりすることもできます。

3. その他の活用法

  • 非常用給水タンクの代わり: 大きなお風呂の浴槽は、非常用の給水タンクとしても機能します。

  • 暖房代わり: 寒い時期には、お湯を張っておくだけで、浴室や隣接する脱衣所の室温を保つことができます。

  • 火災の初期消火: 万が一の火災発生時、近くに残り湯があれば、初期消火に使うことができます。


まとめ

災害はいつ起きるか分かりません。

お風呂の水を捨てずに溜めておくという、たったこれだけの習慣が、いざという時の大きな備えになります。

「明日はきっと使うだろう」ではなく、「もしも今日、災害が起きたら…」と想像して、防災意識を高めていきましょう。

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