突然の断水に備える!トイレの水を確保する方法と対策
地震や災害、あるいは水道管工事などで、突然「断水」になってしまったら…。
飲み水や生活用水の確保はもちろん大切ですが、意外と困るのが「トイレ」です。トイレが使えなくなると、不衛生になるだけでなく、大きな不安につながることもあります。
この記事では、万が一の断水に備えて、トイレの水を確保する方法と、今すぐできる対策をご紹介します。
なぜ断水時にトイレが使えなくなるの?
断水時にトイレのレバーを引いても水が流れないのは、水道管からタンクへの水の供給が止まってしまうからです。タンクに水が残っていたとしても、数回流せば水はなくなってしまいます。
【今すぐできる】断水時のトイレ対策3選
1. 浴槽に水を溜めておく
もし断水の予報が出たら、すぐに浴槽に水を溜めておきましょう。この水は、トイレを流すための大切な生活用水になります。
2. ペットボトルやポリタンクに水を溜める
断水が起こってからでも、蛇口から少しずつ水が出てくることがあります。その水を、ペットボトルやポリタンクに溜めておきましょう。
3. 携帯用トイレ・簡易トイレを備える
もし水を確保できなかった場合でも、携帯用トイレや簡易トイレがあれば安心です。災害時だけでなく、アウトドアなどでも使えるので、いくつか備えておくと良いでしょう。
実際にトイレを流す方法
水を確保できたら、次の手順でトイレを流します。
バケツに水を汲む:
バケツに水を汲みます。トイレを流すには、5〜6リットルほどの水が必要です。
便器に一気に流し込む:
便器の排水口めがけて、勢いよく水を流し込みます。少しずつ入れると水圧が足りず、汚物が流れないことがあるので注意が必要です。
最後に水を足す:
汚物が流れたら、最後にバケツに水を汲んで、便器内に少し水を残すように足しておきましょう。
【注意!】
トイレのタンクには水を流し込まないでください。タンク内の部品が故障する原因になります。
生活用水は飲まないようにしましょう。
まとめ
突然の断水は不安なものですが、事前に備えをしておくだけで、いざという時に落ち着いて行動できます。
まずは、浴槽に水を溜めておく習慣をつけたり、簡易トイレを備蓄したりすることから始めてみませんか?