災害時の薬の確保|備えて安心の家庭用医薬品リスト
地震や台風などの自然災害が起こると、薬局や病院にすぐにアクセスできない場合があります。特に持病のある方や高齢者にとって、常備薬の確保は命を守る重要な準備です。この記事では、災害時に役立つ薬の確保方法と注意点を詳しく解説します。
1. 災害時に必要な薬の種類
1.1 持病用の処方薬
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高血圧・心臓病・糖尿病・喘息などの薬
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医師に相談して災害用に数日〜1週間分を余分に処方してもらう
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常備薬はパッケージごと保管し、服用方法を明記しておく
1.2 一般用常備薬
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解熱鎮痛薬:発熱や頭痛に対応
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胃腸薬:下痢や胃もたれに
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整腸薬・ビタミン剤:体調維持
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抗アレルギー薬:花粉症やかゆみに備える
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絆創膏・消毒薬:小さな怪我に対応
1.3 その他の医療用品
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体温計・血圧計・包帯・ガーゼ
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目薬・マスク・使い捨て手袋
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常用サプリメントや乳酸菌など、体調維持に必要なもの
2. 災害用の薬の保管方法
2.1 防災バッグに入れる
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水・食料と一緒に防水バッグや密封袋に入れる
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常温で保存できる薬が中心
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湿気や高温に弱い薬は小分けにして乾燥剤を入れる
2.2 保管場所の工夫
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家の中で取りやすい場所に置く
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家族全員がどこにあるか分かるようにしておく
2.3 使用期限の管理
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月に一度、薬の使用期限をチェック
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期限が近いものは、普段の生活で消費して補充
3. 災害時に薬を確保するコツ
3.1 医師・薬剤師と事前に相談
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災害時に必要な薬の量を相談して処方してもらう
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緊急時の連絡先や薬剤情報をメモに残す
3.2 複数の入手方法を確保
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自宅だけでなく、職場や避難所用にも小分け
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家族で薬の管理を分担し、誰が何を持つか決める
3.3 情報を整理しておく
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常用薬リストを作成
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薬の名前・用途・服用量・アレルギー情報
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スマホや紙で保管して、災害時にも確認できるように
4. まとめ
災害時の薬の確保は、事前準備と管理が命を守る鍵です。ポイントは、
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持病薬と一般薬を余裕をもって備える
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防災バッグに入れ、湿気・高温対策をする
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使用期限・服用情報を家族で共有する
日常から少しずつ備えておくことで、災害時でも安心して生活することができます。